ホログラフィーは像を記録する以外にもさまざまな応用がなされている。
計測
現在、ホログラフィー顕微鏡などホログラフィーを利用した計測機器が次々と作られている。ホログラフィー顕微鏡はホロ
グラフィーを利用することにより、微小な物体の立体像を得るものである。これをコンピュータ処理することにより、3次
元情報を得ることが可能でさまざまな応用が期待されている。
光コンピュータ
演算素子として利用することができる。例えば、1枚のホログラムに2つのホログラムの実像を写せば、2つの3次元像の和を
とることができる。また、フーリエ変換面にホログラムフィルタをはさみこむことにより、微分演算を行うこともできる。
他にも、さまざまな画像処理がホログラフィーで可能である。一般的に、半導体コンピュータが画素ごとしらみつぶしに計
算しなければならない計算をホログラムは一瞬で計算することができる。
ホログラフィックメモリ
ホログラフィックメモリは結晶やフォトポリマーの中に高密度の情報を記録するものである。現在一般的な記録媒体(メモ
リ)である DVD は面上に記録するため回折限界の制約を受ける。DVDはほぼこの上限に達しておりこれ以上容量を増やすこ
とができない。しかし、メディアの容積全体に記録できるホログラフィックメモリは次世代記憶素子としての可能性を秘め
ている。
空間光変調を使えば 1024×1024 ビットの解像度の異なった画像1000枚を1秒で再生できる。メディアによっては、1ギガビ
ット毎秒という速度で書き込むことができ、読み込み速度は1テラビット毎秒に達すると考えられている。
2004年、NTTはプラスチック製の切手サイズで1GBの記憶ができるInfo-MICA(インフォ・マイカ)を発表、2005年、オプト
ウェアは、記憶容量1 TB、直径120 mm のホログラフィック・バーサタイル・ディスク(HVD)を製造した。しかし、共に開発
に難航しているのか製品化までのアナウンスは聞こえてこない。
2009年4月27日、アメリカのGE社が標準サイズのディスク一枚に、500GBの容量を持つディスクについて発表。将来的には、
1TB(テラバイト)以上まで拡大も可能だという。フォーマットなどは現行のDVD・ブルーレイディスクと似ており、互換性に
優れているという。
ホログラフィーの原理
白黒の写真は光強度(単位面積あたりの光のエネルギー)が記録された点の集まりで、どの点も光強度という1つの情報し
かない。カラー写真は(実際は光の三原色に相当する3つの波長のみであるが)さらに光の波長の情報が加わる。しかし、
ホログラムでは光の電場の振幅や波長の情報だけでなくそれに位相の情報が加わる。写真では位相の情報は失われるが、ホ
ログラムにおいては(通常は単一波長であるがカラーも可能である)光の電場の振幅と位相が記録される。像が再生される
時にできる放射光は完全な3次元像となる。ホログラフィーと写真の違いはここにある。また、写真と違い像を反射率の違
いで再生できるだけでなく、記録したホログラムを漂白することで屈折率の違いでも像を再現できる。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
ホログラフィーは情報の記録意外にも多様に用途があるようです。
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